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　大津市は、一里山6丁目にある「瀬田公園体育館」について、防水改修工事を計画しており、24年度早期にも工事発注する考え。設計業務を24年2月にも完了させ、予定工事費は、設計の段階で約1億円を見込んでいる。
　工事期間は、約6ヵ月を見込み、工事概要について、改修範囲は屋根全体を対象で勾配屋根（フッ素樹脂亜鉛メッキ鋼板・瓦棒葺）と陸屋根（アスファルト露出防水・ＦＲＰ防水の上150角タイル貼など）。施設概要は、ＲＣ造・Ｓ造2階建、延2450・65平方�b。
　防水改修工事の設計は、若代建築事務所（大津市）が担当している。
　そのほかにも同体育館では、空調設備の更新工事を計画しており、今年度内の工事発注を目指している。その予定工事費も、設計の段階では約1億円を見込み、瀬田公園体育館の空調設備更新として、既存撤去と新しく空調設備を設置する。設計は、沢田建築設計（近江八幡市）が担当。また、同体育館高圧ケーブルほか更新工事は、日高電気（大津市）で年明けにも完了。そのほか、木戸市民センター、真野北市民センター、仰木の里市民センターの3施設について、空調設備改修工事を計画。各案件とも24年度の早期工事発注を目指し、同センターの空調設備の更新（撤去・新設）を行う。
　同市では、石山寺3丁目にある石山市民体育館の防水等改修工事も計画しており、関組（大津市）で24年5月完了を予定。また、市内では和邇市民体育館の耐震改修工事は21年度に完了している。

提供：滋賀産業新聞