東近江市文化スポーツ部スポーツ課は、東近江市総合運動公園内の布引体育館(今堀町581―11)の大規模改修工事について、来年度(24年度)の実施に向け予算要求を進めている。
1991年(平成3年)6月に竣工した布引体育館は、ピラミッドを思わせる大きな三角屋根のメインアリーナ棟が特徴。メインアリーナ棟には、1階にメインアリーナのほか更衣室や事務室、幼児室などがあり、2階にはギャラリーとランニングロードなどがある。また、メインアリーナ棟とはエントランスホール(平屋、屋上広場)でつながるサブアリーナ棟は、1階が武道場、2階がアブアリーナとフィットネスルームなどとなっている。
規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建、延5989・66平方b。1階が3928・45平方b、2階が1921・9平方b、3階が139・31平方b。
改修内容は、外装(屋根・壁面)の塗装・防水・タイル改修、内部(床面、壁面、天井、照明器具、空調機器等)の改修、トイレの洋式化改修など。
設計業務は22年度に、公園内で隣接する布引プールの大規模改修工事に係る設計業務と合わせて発注。大村建築設計事務所(長浜市)が担当し、布引プールの改修工事は今年度(23年度)事業として実施している。
工事費を、設計発注段階でプールと体育館を合わせ10億円から12億円と見込み、23年度から24年度の2ヵ年での工事実施予定としていた。
提供:滋賀産業新聞