23年度国補正に関連し、県下4市町の道路事業に3億5700万円が追加された。補助事業2億3800万円と交付金事業1億1900万円で構成、米子市などの橋梁補修や通学路安全対策などを実施する。
国補正を受けて、県土整備部が道路関係予算をまとめ、各対象市町に内示した。
補助事業は道路メンテナンスで、米子市の皆生新田2丁目7号線・水貫川1号橋など15橋をはじめ、倉吉市と湯梨浜町内9橋の橋梁補修を追加。通学路の緊急対策は、米子市が安倍三柳線と内浜街道線の整備に取り組むほか、鳥取市は弥生橋通り・寺町工区の無電柱化を継続する。
交付金事業では、米子市が弓ヶ浜中央線など8路線の補修、外浜街道線など2路線の通学路整備ほか、湯梨浜町は旧北溟中学校周辺線などの改良を進める。
また、湯梨浜町内の2路線は、「鳥取うみなみロード」の自転車走行空間整備で看板や道路標示設置に入る。
各市町では今後、補正予算を編成して追加事業に着手する。
※補助事業2億3800万円
▼無電柱化=鳥取市2700万円(弥生橋通り寺町工区)▼通学路緊急対策=米子市1億6000万円(安倍三柳線2工区、内浜街道線)▼道路メンテナンス(橋梁補修)=米子市3200万円(福市八幡線・大仙橋など15橋、倉吉市1500万円(中河原長坂線・東橋など5橋)、湯梨浜町=400万円(松崎田畑橋線(新町線)など4橋)
※交付金事業1億1900万円
▼補修=米子市3900万円(弓ヶ浜中央線など8カ所)▼通学路整備=米子市160万円(上福原東福良線、外浜街道線)▼改良=米子市840万円(大篠津西9号線、上安曇大袋2号線・上安曇橋)、湯梨浜町1620万円(村前線ほか1路線、旧北溟中学校周辺線)、北栄町5000万円(島4号線、田井2号線ほか3路線)▼鳥取うみなみロード自転車走行空間整備=湯梨浜町400万円(北溟中学校天神橋線ほか2路線)
日刊建設工業新聞