県立特別支援学校の環境整備費として、4億2500万円が開会中の11月県議会の補正予算案に盛り込まれている。エアコン、トイレ改修がメインで、県営繕課の説明によると、国補正を活用して予算化し、新年度に入ってから工事発注する。
エアコン更新は皆生養護、鳥取聾、米子養護の3校が対象で、工事費は1億9000万円。トイレ改修は倉吉養護と鳥取盲、鳥取聾の3校に工事費1億5000万円を計上した。また、米子養護では公共汚水桝の完成に伴い、既設浄化槽の撤去と流入管の新設に工事費1800万円、委託費100万円を見積もった。
内部改修では、白兎養護の教室棟と高等部棟の教室細分化に5000万円、米子養護のランチルーム間仕切りに1400万円を充てる。
このほか、教育施設営繕費1000万円を補正。来年度の工事に向けて境高校と境港総合技術高校を対象に、トイレ改修とエアコン更新の設備設計を進める。
特別支援学校整備の概要は次の通り。
▼エアコン更新=皆生養護4100万円、鳥取聾4400万円、米子養護1億0200万円▼公共汚水桝接続=米子養護1900万円▼トイレ改修=倉吉養護4400万円、鳥取盲4000万円、鳥取聾6400万円▼内部改修=白兎養護5000万円、米子養護1400万円
日刊建設工業新聞