建通新聞社(中部)
2023/12/06
【三重】三重県 鈴亀道路の中心杭打ち式開催
三重県・鈴鹿市・亀山市は11月25日、国道306号鈴鹿亀山道路の中心杭打ち式を行った=写真。一見勝之知事や両市長、地元選出の国会議員、県会議員ら約100人が出席した。一見知事はあいさつで「現場着手への節目となる中心杭打ちは大きな一歩となる」と期待を込めた。
鈴鹿亀山道路は、鈴鹿市野辺町上ノ長を起点に亀山市辺法寺町大増を終点とする自動車専用道路。延長は10・5`で、起点で国が整備予定の鈴鹿四日市道路、終点で東名阪自動車道と新名神高速道路との亀山ジャンクションと接続する。幅員は、土工部が20・5b、橋梁部が19・5b。車線数は4車線。
一見知事は「この地域の東西軸はまだまだ脆弱。広域道路ネットワークを構築することでポテンシャルは一層高まる。リニアインパクトを最大化するためにも当道路の整備が急務である」と述べ、今後について「引続きの支援をお願いする」と協力を求めた。
2022年度に新規事業化し、予備設計や測量、地質調査を進めている。今回の中心杭打ち式を契機として、より一層の事業進捗が見られる形で地元との協議などを実施する。
提供:建通新聞社