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建通新聞社
2023/12/04

【大阪】万博協会 催事場などイメージパースを公開 

 2025年日本国際博覧会協会は、迎賓館と大催事場、小催事場のイメージパースを公開した。大催事場は「EXPOホール」、小催事場は「EXPOナショナルデーホール」と名称を改め、この他に屋外イベント広場を「EXPOアリーナ」、メッセを「EXPOメッセ」と呼ぶ。
 迎賓館の規模は、鉄骨(S)造平屋4624・06平方b。自然光、自然通風、自然素材を使用し、日本らしいおもてなしと感動を得られる空間を創造する。設計施工は大林組・矢作建設工業JV・日建設計が担当。
 EXPOホール(大催事場)の規模は、S造一部鉄筋コンクリート造2階建て延べ9419・7平方b。車いす席を含む座席数は約2000席。黄金色の円形の大屋根を持ち、1970年大阪万博の「太陽の塔」を連想させるシンボルとする。設計施工は大成建設・昭和設計が担当。
 EXPOナショナルデーホール(小催事場)の規模は、S造2階建て延べ4836・97平方b。メインホールの車いす席を含む座席数は約500席で、ラウンジ&ダイニングに約280席設ける。複数の帯状のスラブで構成し、関西の地形や風、水、光のエネルギーをまとった生命のような建築を目指す。設計施工は鴻池・安井・平田グループが担当。