ブラザー工業(名古屋市瑞穂区苗代町15ノ1)は、港工場の敷地内で実施する「港第2倉庫(仮称)」の新築計画について、完成時期を当初の2025年11月から9月末へと前倒したことを明らかにした。着工時期は変わらず24年秋を予定しており、同年2月初旬には、先行して警備室の整備に着手する見通しだ。
今回の想定工期の変更は、規模の縮小ではなく施工計画の見直しによるもの。総事業費も当初の計画と変わらず、約50億円と試算している。
港第2倉庫の計画規模は、鉄骨造3階建て延べ1万6253平方b。プリンター、カラオケ機器といった自社製品や、部品などを保管する。建築面積は6256平方b。倉庫の新築に合わせ、予定地の一部駐車場を移設する見通し。
建設地は名古屋市港区港明1ノ1015ノ1他。
設計・施工はブラザー不動産(名古屋市瑞穂区)が担当している。
提供:建通新聞社