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　郡山市上下水道局は公共下水道未普及エリアの早期解消に向け、官民連携手法として設計・施工一括発注（ＤＢ）方式を採用する。初弾として先行導入する御前南（60ha）と富田東（25ha）の両土地区画整理地区内での公共下水道整備事業について、実施方針案と3地区の要求水準案を公表した。御前南は第1（北側＝静御前通り側）と第2（南側＝朝日が丘小学校、郡山第七中学校側）地区に工区分けして整備を進める。
　受注者は公募型プロポーザルで選定する。応募形態は3者（うち1者以上が市下水道工事指定店登録）以内の特定ＪＶ。代表構成員は、市内本店が土木一式Ｓ等級・総合点840点以上、市外本店が経審の土木一式・総合評定値1300点以上。その他構成員は、市内本店がＳかＡ等級・総合点740点以上、市外本店が総合評定値1300点以上とする予定。実績要件（過去10年間）は、代表が下水道管渠整備のうち小口径推進工法、その他構成員が市内で200�oの下水道管渠整備の元請施工（単独かＪＶ構成員）。
　公募手続きは2024年4月に募集要項等を公表。同6月にも応募表明書等を受け付ける。7月の技術提案後、8月に技術資料等に関するプレゼンテーションを行い、10月の優先交渉権者の決定・公表、11月の請負契約締結を予定している。
　整備事業範囲は設計（測量、地質調査、実施設計）から施工（�@土工＝開削工、推進工、マンホール工、取付管と桝工など�A機械・電気設備＝マンホールポンプ）まで。前倒し提案があったケースを除いた完成期限は2027年3月17日と設定した。