県土整備部は28日、公共工事の設計積算に使用する「土木工事実施設計単価」を一部改定した。「12月単価」は12月10日以降の起工決裁から適用する。
今回の改定単価は、建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(12月号)」をもとに見直した。
軽油などの燃料類が値下がりし、スクラップ鉄くずは1d当たりの売却単価が500円下落、スクラップステンレスは1`当たりの売却単価が10円値上がりする。
主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率
▼ストレートアスファルト針入度60〜80=1d当たり3000円上昇(2・5%)▼ゴム入アスファルト=1d当たり3000円上昇(1・9%)▼軽油・小型ローリーパト給=1g当たり4円下落(マイナス2・7%)▼軽油・船舶用小型ローリー=10g当たり40円下落(マイナス4・0%)▼重油Aローリー=10g当たり40円下落(マイナス4・4%)▼灯油・業務用小型ローリー=1g当たり3円下落(マイナス2・9%)▼ガソリンレギュラースタンド=1g当たり5円下落(マイナス3・1%)▼スクラップ鉄くず=1d当たりの売却単価500円下落(マイナス1・2%)▼スクラップステンレス=1`当たりの売却単価10円上昇(8・0%)
日刊建設工業新聞