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　立山町が町民会館跡地に整備する「（仮称）防災センターおよび児童館建設工事」の安全祈願祭が２９日、施工者主催で現地で執り行われ、施工関係者や町議ら約５０人が施工中の無事故を願った。
　建設規模はＲＣ造一部Ｓ造、ＳＲＣ造２階建て延べ１４７９・０４平方メートル。防災センターや児童館のほか、多目的ホールや新子育て支援センターの各機能を備える。避難所にもなる多目的ホールは可変式３５０席を確保。内装に木材をふんだんに使用し設備は「ＺＥＢ化」仕様とする。２０２４年１１月の開所を目指す。総事業費は１８億９０００万円。
　安全祈願祭では舟橋貴之町長が鎌入れ、笹村欽也東畑建築事務所名古屋オフィス常務執行役員代表が鍬入れ、高平公輔新栄建設社長が鋤入れし、関係者が順に玉串を捧げた。舟橋町長は施工者に対し「健康に気をつけ、事故の無いように」と求めた。
　設計は東畑建築事務所・鈴木一級建築士事務所ＪＶ、施工は建築主体が新栄建設・丸新志鷹建設ＪＶ、電気設備が開進堂・浪速電機工業所ＪＶ、機械設備が日本空調北陸、地中熱ボアホールが日東。