「第23回住みよい県土づくり表彰式」が24日、鳥取市内で開かれ、平井伸治知事が優良建設工事50現場の施工者と優良技術者の功績をたたえた。また、今年度の国土交通大臣表彰を受賞した元県管工事業協会会長の長谷川泉氏(三徳興産)らが披露された。
開会にあたり、平井知事は「すばらしい工事を仕上げていただき、県内事業者の技術力が光った」と評価。そして「これからも力量を発揮し、地域貢献や経済の活性化に力を貸してほしい」と協力を求めた。
受賞者を代表して竹内組の竹内秀彦社長は「県の監督員や地元の支えがあってこその栄誉。今後も県民から信頼される安全安心のインフラを提供し、さらなる県土の発展に力を尽くしていきたい」と誓った。
国土交通大臣表彰・顕彰では、大臣表彰の長谷川氏と元県建具組合連合会会長の田中修二氏(田中建具)、優秀施工者(建設マスター)に輝いた國本浩二(藤原組)、山ア勇人(重道組)、前田徹(共栄組)、杉本賢治(チュウブ)4氏の披露があった。
式典に併せ県土整備部長表彰も行われ、若手優良技術者に福田真也(竹内組)、木村尚貴(美保テクノス)の2氏、優良下請負業者として春千興業と浅田建設にそれぞれ表彰状が渡された。
また、8月の台風7号災害に応援出動した県建設業協会と各地区協会、建設会社49社に対し感謝状を贈呈。代表して井木敏晴県建協会長は、相次ぐ自然災害に触れ「引き続き県民の期待に応えられるよう努力を重ねていく」と謝辞を述べた。
日刊建設工業新聞