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　横浜市は、２０２０年度に建て替えの検討を開始した学校で、つつじが丘小学校と今宿小学校では、新校舎棟の建築工事を24年度初頭に発注する見通しだ。同年度上半期には矢向小学校と吉原小学校の新校舎棟の建築工事を公告。26年度初頭に菊名小学校の新校舎棟の建築工事を発注する予定だ。いずれも本年度は実施設計を行う。
　つつじが丘小学校（青葉区つつじが丘34ノ１）の新校舎棟の規模は、鉄筋コンクリート造３階建て延べ５３３２平方�b。24年11月にも着工し、25年度までの２カ年で建設する計画だ。
　設計は川喜田建築設計事務所（横浜市中区）が担当する。
　今宿小学校（旭区今宿東町８２９ノ３）の新校舎棟の規模は、鉄筋コンクリート造３階建て延べ６７３０平方�b。24年10月にも着工し、26年６月の納期で建設する。
　設計は金子設計（横浜市磯子区）が行う。
　矢向小学校（鶴見区矢向３ノ８ノ１）の新校舎棟は、新築と増築の２段階に分けて建設する。新築は24年度下半期に、増築は27年度に着手する計画だ。
　先行して発注する新校舎棟の規模は鉄筋コンクリート造３階建て延べ約５０９０平方�b。その後、27〜28年度に鉄筋コンクリート造３階建て延べ約１０００平方�bの増築棟を建設する。
　設計は田辺設計（横浜市中区）が担当。
　吉原小学校（港南区日野２ノ20ノ40）の新校舎棟の規模は、鉄筋コンクリート造４階建て総延べ７３８０平方�b。工事は２段階に分け、25年１月に鉄筋コンクリート造４階建ての「新校舎棟１」、27年11月に鉄筋コンクリート造３階建ての「新校舎棟２」の建設に着手する。
　みかんぐみ（横浜市中区）が設計を担う。
　菊名小学校（港北区菊名５ノ18ノ１）の新校舎棟の構造と規模は、現段階では明らかにしていない。新校舎棟の建設に着手するのは早ければ26年９月ごろになる見通しだ。
　松田平田設計・白川設計が設計を担う。

提供：建通新聞社