日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/11/28
【埼玉】第二産業道路の原市平塚工区が23日に開通、記念式典を開催
県が整備を進めている第二産業道路(県道さいたま菖蒲線)の原市平塚工区(約900m)が、23日に開通を迎えた。当日は北本県土整備事務所を主催、第二産業道路建設促進期成同盟会を共催として、開通を記念する式典を開催。式典に駆け付けた多くの来賓や参加者らとともに、地域の発展を盛大に祈念した。
第二産業道路は県(草加市)と東京都との境を起点に、川口市・さいたま市・上尾市を経由して県道川越栗橋線との合流部(桶川市)へ至る延長約32qの幹線道路として計画。これまでに約25qの区間が開通している。今回新たに、県道上尾環状線との交差部から県道上尾蓮田線へ合流するまでの区間約900mが開通を迎えた形になる。
開通記念式典の冒頭、北本県土整備事務所の相原秀行所長があいさつし「周辺地域のアクセス性向上に加え、交通渋滞の緩和や災害時の防災活動強化が期待できる」と原市平塚工区の開通への効果を語った。
続けて、第二産業道路建設促進期成同盟会の会長を務める畠山稔上尾市長があいさつし「市制施行65周年という上尾市の節目に、本区間が開通を迎えたことは感慨深い」と想いを語った。畠山市長は事業主体である埼玉県、地権者や地域住民への感謝を伝え、さらなる第二産業道路の整備促進への意欲を示した。
その後は県議会から町田皇介議員、尾花瑛仁議員、戸野部直乃議員、さらに第二産業道路建設促進期成同盟会の常任理事を務める星野良行上尾市議会議長がそれぞれ祝辞を述べた。
式典終了後は屋外セレモニーとして、原市中学校吹奏楽部による演奏とともにテープカットやくす玉開披、祝賀パレードを執り行った。