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　北陸地方整備局は２４日付で、２０２４年度発注見通し（１１月現在）を発表した。それによると、ＷＴＯ（政府調達協定）対象の長岡市「野積橋上部工事」の公告予定時期を２４年１月に修正した。
　同工事は１０月２日付で「新野積橋上部工工事」として公表。発注見通しで公告予定月を１１月としていたが、現場の地盤状況が悪く、設計の見直しに時間を要していることから、１２月以降の公告が有力とみられていた。
　工事概要は新野積橋の上部工一式。工事発注規模は３０億円以上５０億円未満を見込む。対象工種はプレストレスト・コンクリート工事。工期は当初設定していた約２５カ月から約３５カ月に、入札予定時期は第４四半期から２４年度第１四半期に修正した。
　計画によると、同工事は大河津分水路に架かる国道４０２号野積橋を分水路河口部の拡幅事業に伴い上流側で架け替えるもの。橋梁は５径間の橋長４２６メートル、幅員１０メートルで計画されている。
　なお、詳細設計は建設技術研究所、橋脚その１工事は安藤ハザマ、橋脚その２工事は植木組が担当。
　２３年度当初予算に関連経費として７２億５０００万円が配分されており、新野積橋架替に係る上部工事に着手するほか、山地部掘削や床固改築などを推進する。