高知県中央西土木越知事務所は、国道494号佐川〜吾桑バイパス新設工区(斗賀野工区)の工事を進めており、国の補正予算などが付いた場合は年度内に補強土壁工事と山側の法面工事の各1件を発注する。
斗賀野工区は佐川町川ノ内組の斗賀野トンネルを抜けた所から須崎市との境界までを結ぶ全長1・1`、有効幅員8・5b。2012年に工事着手し、途切れ途切れに施工を進めており現在は現場出来高ベースで半分強程度の進捗具合。26〜27年度あたりでの供用を目指している。
24年度は補強土壁工の延伸1件と法面工各1件を予定しており、23年度の補正予算がつかなければ前述した2件の工事が優先される。橋梁区間の(仮称)第二川ノ内組橋のについては、橋脚・橋台各1基が完成しており橋脚1基が施工中、残る橋台1基も発注済みでこれから施工に入る。バイパス本線を上部工の搬入路として使うため、上部工は本線がある程度仕上がる数年先に発注する。上部工は橋長116・5bの3径間連結プレストレストコンポ橋。
提供:建通新聞社