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　大阪市は、10月27日に開札した小林斎場整備運営事業の一般競争入札について、予定価格と経過を公表した。予定価格は94億６６６６万７０００円で、最低制限調査基準価格は71億００００万０２５０円。入札者は▽鴻池組大阪本店（入札金額78億２１１４万９６１５円）▽三菱ＨＣキャピタル（同83億１７５１万４６７８円）▽長大大阪支社（同88億６８３６万１９９０円）―の３者だった。12月上旬に落札者を決定し、２０２４年１月中旬に基本協定を結ぶ予定だ。
　事業者は、新斎場の整備・維持管理・運営と既存施設の解体撤去を行う。事業期間は48年３月31日までの約24年間で、設計と本体施設の建設工事などを24年４月１日〜28年１月31日に行い、28年４月１日に供用を始める。既存施設の解体・撤去、外構などの整備は29年３月31日まで。
　新斎場は既存駐車場用地に整備する。規模は鉄筋コンクリート造３階建て以下。施設には、▽火葬施設（告別室、火葬炉、式場、事務室、トイレ、エントランスホールなど）▽じゅう器▽外構（駐車場、駐輪場、植栽、フェンスなど）―などを整備し、火葬炉には人体炉14基（都市ガス仕様）を設置する。
　駐車場の広さは普通車26台以上（うち身障者用１台以上）、マイクロバス８台分、待機スペース２台分で、収容台数15台程度の駐輪場も併設する。
　現在の小林斎場の規模は鉄筋コンクリート造平屋１２９２平方�b。敷地面積は約５６４７平方�b。所在地は大阪市大正区小林東３ノ12ノ８。