延長900b、幅員17b予定 大村市は2023年度から新たに、古賀島沖田線整備事業に着手した。路線測量や詳細設計を23年度末まで予定。用地交渉などを経て工事に着手する。事業期間は30年度までの8年間。事業認可時における概算事業費は15億9900万円。
計画延長はL=900b、幅員はW=17bを予定(=図参照)。具体的には車道3b×2、自転車通行帯1・5b×2、路肩50ab×2、植樹帯1・5b×2、歩道2b×2の見込み。
市都市整備部道路整備課によると、すでに整備済の古賀島沖田線を北部に延伸する都市計画道路。事業初年度となる2023年度は、セントラルコンサルタント鰍ェ担当し、路線測量や概略設計を実施。現時点では23年度末までを履行期限としている。
事業着手後2年目からは用地測量や用地交渉などを計画。具体的な時期は未定だが、3年目以降に本工事に着手する方針だ。また、現時点ではエリアに分け施工することも検討している。
南北に縦断する補助幹線道路を整備し、国道34号と市道杭出津松原線を補完するのが事業の目的。
黒丸地区や沖田地区のアクセス向上などに期待。都市計画道路見直し時において整備優先度が高い路線として選定されているという。