脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化によるカーボンニュートラルポート(CNP)形成を目指し、橘港港湾脱炭素化推進協議会の第1回会議が11月15日に徳島市内で開催された=写真。国際サプライチェーン(製品の生産〜流通の流れ)の拠点、産業の拠点を目指す橘港で、国の脱炭素社会実現の方針に沿って官民連携で施策を推進する方向性を確認した。
今回の議事は▽協議会について▽橘港の概要▽CNPの概要と四国の取り組み状況▽CNPに向けた県の取り組み▽橘港の港湾脱炭素化推進計画の作成に向けた検討の方向性―の五つ。
第1回推進協議会の構成員は学識経験者が松重和美四国大学学長。港湾関係団体などが阿波製紙、四国電力、J―POWERジェネレーションサービス、新日本電工、徳島県倉庫協会、徳島県トラック協会、徳島県内航海運組合、阿南商工会議所。行政機関は国土交通省四国地方整備局、徳島県、阿南市の関係部署が入った。
事務局は徳島県県土整備部運輸政策課が担当する。会議は、徳島県県土整備部次長の神原聡氏のあいさつで始まった。
提供:建通新聞社