日本空調衛生工事業協会(日空衛)の中国支部会議が鳥取市今町のホテルニューオータニ鳥取であり、日空衛の黒田長裕副会長が「働き方改革など課題が多いが、皆さんと一丸となって対応を進めていきたい」と出席者に呼び掛けた。
来賓あいさつで黒田副会長は「来年4月から時間外労働の上限規制が建設業でも適用となる。業界の人手不足などもあり、事業運営に厳しさが増すだろう」としたうえで、「4週8閉所の推進、建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及と活用、BIMの活用、カーボンニュートラルに向けた取り組み、人手不足対応などを進めていきたい」と話した。
議事では日空衛中国支部の荒川恵副支部長(鳥取県管工事業協会会長)を議長に、最近の日空衛の活動や国交省中国地方整備局との意見交換会の報告。各県の情報などについて意見交換した。
会議には日空衛の黒田副会長、中国支部の大方幸一郎支部長、荒川副支部長ら20人が出席した。
日刊建設工業新聞