日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/11/17
【埼玉】荒川下流河川事務所 ドローン実証実験の参加者を決定
荒川下流河川事務所は、ドローンの実飛行による実証実験参加者6団体を明らかにした。今後は、12月上旬に22年度の取り組み状況やルール案、23年度の実験取り組みなどを話し合う意見交換会を実施する考え。24年1〜2月には実飛行による実証実験、2月下旬に実験の報告やルール案に関する意見交換会を開き、同年3月以降に荒川下流河川上空利用ルール案を作成する計画。
実施実験の6団体は@エアロセンス・日本無線・KDDIスマートドローンAeロボティクス・環境ロボティクス協会Bアイ・ディー・エーCロジクトロン・SORABOTD日本化薬・GOFLY E西武建設・ミラテクドローンーー。
全国初の「河川上空利用ルール」の作成に向けて22年度に続き、本年度も取り組みを推進する。ドローンを活用した河川巡視の検討を進めていることや、物流分野等の担い手不足等が進行する中で、障害物の少ない河川上空でのドローン物流促進により地域課題の解決等の期待が高まっており、将来的に河川上空において複数のドローンによる飛行が想定されることから、河川上空利用ルール案を策定する。