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　堺市は、三宝水再生センターの再構築用地を事業用定期借地権で民間事業者に貸し付ける。これに先立ち、サウンディング型市場調査を行い土地の評価や利用用途を調査する。実施結果の公表は２０２４年３月中旬。24年度は提案を基に内部で利活用計画を作成する。
　市場調査の参加申し込みを12月18日〜24年１月19日に受け付け、24年１月24日〜２月８日に個別対話を実施する。対象地の活用コンセプト、建物規模、契約期間、事業効果についての意見、民間事業者の参加意欲を高めるアイデアを求める。
　対象地は３カ所に分かれており、三宝水みらいセンターから市道築港南島線を挟み北側に位置する＝図参照。各用地の敷地面積は、センターの正面に位置する中央の用地が約１万１６００平方�b。その西側にあり、阪神高速４号湾岸線と６号大和川線の地下トンネル入り口の間に位置する用地が７８００平方�b。中央の用地の東側に位置する用地が５９００平方�b。
　区域区分は市街化地域で、用途地域は工業専用地域。建ぺい率は60％、容積率は２００％。貸付期間は30年以下を想定している。
　用地の大和川側の地下には阪神高速６号大和川線のトンネルが通っており、１平方�b当たり２�d以上の荷重をかけることはできない。また、トンネルの維持管理に支障となる建物の設置や危険物の製造などが禁止されている。この他、将来的に高規格堤防地域に指定される予定で、一定の深さ以上の工作物の新築などには河川法の許可が必要な場合もある。