丸亀市は、栗熊保育所の民営化に向けた保育所の運営移管先を募集したが応募した1法人が基準点に達しなかった。当初から想定している2026年4月開園の目標で進めており、再度募集を掛けるのかも含めて調整している。造成工事を12月に指名競争入札で発注する予定だ。
市が想定している当初の施設整備では、事業者が既存施設周辺に新施設を整備する。新施設は利用定員100人程度を想定しており、建設費用は国と市が75%、事業者が25%を負担する。既存施設は新施設に機能移転が完了次第、市が解体して園庭や駐車場など必要に応じて無償で貸し付けるとしている。造成工事は敷地(約1800平方b)で、造成工事の工期は約6カ月を想定している。
運営移管先が新施設を整備する方針で、建設工事については26年3月末までに完了させる予定だ。
既存施設の規模は、鉄骨造2階建て延べ822平方bで、敷地面積は2683平方b。認可定員は70人。所在地は綾歌町栗熊東271。
提供:建通新聞社