建設新聞社
2023/11/15
【東北・山形】米沢市がPFI学校給食共同調理場の事業者決定
米沢市は、PFI法に基づき民間事業者を選定する学校給食共同調理場整備運営事業(BTO方式)について一般競争入札(総合評価落札方式)を行った結果、38億5104万3629円(税込み)でメフォスグループが落札した。総合評価点は108・64点(満点200点)。予定価格は39億0783万8000円(税込み)。
メフォスグループはメフォス(東京都港区)を代表企業とし、相和技術研究所(仙台事務所・仙台市)、後藤組(山形県米沢市)、中西製作所(東北支店・仙台市)、中西製作所(山形営業所・山形市)、ひいらぎや(山形市)、三菱HCキャピタル(東京都千代田区)との7者により構成する。参加表明書の提出は同グループを含む2グループだった。
米沢市では、7校ある中学校を3校に統合する計画で、2026年度に南西中学校(仮称)と北中学校(同)の開校、29年度に東中学校(同)の開校を目指している。この中学校統合により現在、各中学校で実施している、小学校で調理し中学校に配送する「親子方式」による給食提供の継続が困難になることから、新たなPFI(BTO方式)による学校給食共同調理場を整備することとした。
事業計画地は、米沢市六郷町西藤泉160地内にある第六中学校グランドの敷地約5800平方bで、ここに1日当たり最大2100食を提供する学校給食共同調理場を整備する。施設規模は延べ約1700平方bを想定している。
施設整備期間は24年4月〜26年3月までとし、維持管理・運営など業務期間は26年4月〜41年3月までとしている。
なお、PFIアドバイザリー業務は佐藤総合計画が担当。
提供:建設新聞社