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　山形銀行（登記上本店所在地＝山形市七日町３の１の２、仮移転先＝山形市旅篭町２の２の31　佐藤英司取締役頭取）は、本店ビルを建て替える「七日町第８ブロック南地区暮らし・にぎわい再生事業施設建築物新築工事」を総合評価落札方式による一般競争入札できょう（14日）付で公告する。
　参加申請は12月７日までで、提案書などの提出は同22日まで。
　参加資格は、最新の経営事項審査の建築一式の総合評定値が１９５０点以上かつ、山形市の入札参加資格者名簿で建築Ａ等級に格付けされていること。山形市内に「建築」の専任技術者を営業所においていることなど。
　山形市七日町３の１の２地内の敷地３８８６平方�b内にある旧本店ビルは、ＳおよびＲＣ造地下１階地上７階建て、延べ１万６３２７平方�b規模で１９７１年に竣工した。築50年以上が経過し、老朽化が進んでいることから建て替えを計画。２０２１年10月から山形市旅篭町２丁目地内の山形銀行旅篭町ビルに本店営業部機能を移転して営業している。
　今回の工事は、旧本店ビルの解体跡地に、Ｓ造７階建ての新本店ビルとＳ造４階建ての自走式立体駐車場を含む延べ１万４７１２・98平方�bの整備に伴う建築工事一式、および電気設備工事一式、機械設備工事一式、昇降設備工事一式を手掛ける。
　本店ビルの内部には、銀行の本部機能や本店営業部機能に加えて、休日もイベントが開催可能なにぎわい広場や一般にも貸し出し可能な多目的ホールの設置などを想定している。
　工期は26年２月末まで。基本設計はアール・アイ・エー・本間利雄設計事務所ＪＶ、実施設計は本間利雄設計事務所・アール・アイ・エーＪＶが作成し、旧本店ビルの解体工事は山形建設が担当した。

　提供：建設新聞社