福井県環境型法面技術協会(中田浩一会長)の2023年度通常総会は10日開かれ、23年度の事業・決算報告および24年度の事業計画案などを慎重審議し、すべて原案通り了承している。
会場は、福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイで。
任期満了に伴う役員改選も行われ、中田会長(50)を2期目再任した(全役員再任)。
総会冒頭、中田会長が挨拶。コロナ禍を経て、4年ぶりの通常開催に感慨を示し、「福井県は、来春の新幹線開業に向けて盛況。法面業界は人手不足や物価高騰、週休2日制、賃上げ、残業規制など課題が多いが、会員同士、技術向上と情報共有を図り、お互い協力しあっていきたい」と協会メリットを強調した。
23年度の事業経過報告によると、福井県リサイクル製品(認定品)の使用実績報告(県土木管理課)を、22年10月に第2四半期、23年1月に第3期四半期、4月に第4四半期、7月に23年度の第1四半期分を実施。また4月には、防草マルチング単価表配布。協議会(技術部会)開催。7月に事務所移転(福井市東森田3丁目102番)。9月6、7日のフクイ建設技術フェア2023に参加している。
役員の方々(敬称略)
■会長
中田浩一 伸栄工業
■副会長
筧和敬 日光産業
■理事
土本謙吾 明和工業
山形孝太 山形工業
■監事
矢野知一 オクシマ
■顧問
小野田利雄
■事務局長
前野和恒 伸栄工業