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　入間市は狭山台地区近隣公園（狭山台１−１０２）の整備事業に、Ｐａｒｋ−ＰＦＩ（Ｐ−ＰＦＩ、公募設置管理制度）と立体都市公園制度の適用を目指す。民間活力導入による事業加速化と、公園と商業施設などの一体整備実現が目標。民間事業者へのサウンディング型市場調査を年内に実施し、２０２４年度にも参加事業者の選定を開始する。
　各制度の導入可能性について、サウンディング型市場調査を実施して検討する。実施方針を１日に公表した。調査への参加申請期限は22日まで。サウンディングは12月６日から19日までに４回に分けて実施し、年度末までに結果をまとめる。
　民間事業者の選定には24年度から取り掛かる予定。選定と基本協定締結を約１年程度で完了させ、設計・施工へと着手する。施設の供用開始は26年度以降となる見込み。
　同公園は、狭山台土地区画整理事業（18年度完了）の一環として計画されたもの。区画整理事業で敷地面積２万１５０２・84�uの用地を確保している。整備・運営手法にＰ−ＰＦＩを採用して民間事業者の資金・ノウハウを取り入れ、16年の基本計画策定以降、停滞していた整備を推し進める。
　また、近隣に住宅地や工業団地、圏央道入間インターチェンジなどが位置する立地条件の良さを生かすため、公園を民間商業施設などと一体的に整備する方針だ。立体都市公園制度を適用することで、屋上公園化などの実現を図る。