日本工業経済新聞社(群馬)
2023/11/09
【群馬】吾妻東バイパス2期工区で小泉橋の下部工
県上信自動車道建設事務所は吾妻東バイパス2期道路改築事業として、小泉地内で小泉橋整備を計画。初弾工として橋台2基と橋脚1基を11月中に一括とし条件付き一般競争入札で公告する。設計は三井共同建設コンサルタント(東京都品川区)がまとめた。
小泉橋は橋長68m、幅員11・49mのPC2径間連結コンポ橋。町道1360号と砂防河川の中沢を本線が跨ぐために橋を架ける。
今回発注するのは、A1橋台とA2橋台およびP1橋脚の3基となる。
A1は逆T式橋台、高さ6・7m コンクリート量273・6立方m、深礎杭φ2m×L7mを6本打設する。
A2は逆T式橋台、高さ11・5m、コンクリート量549・9立方m、場所打ち杭φ1・5m×L9・5mを9本整備する。
P1は張出し式橋脚、高さ10・5m、コンクリート量498・6立方m、場所打ち杭φ1・5m×L10mが9本となっている。
なお、今回発注する工事で下部工の整備は完了となる。
吾妻東バイパス2期工区は、箱島インターチェンジから植栗・中之条インターチェンジまでを結ぶ延長約6700m、幅員10・5mの新設道路。2014年度に事業を開始しており、27年度の完了を目指している。
同工区においては今年度、箱島地区で函渠新設工事、泉沢川橋でA1橋台およびP1橋脚新設工事、千沢川橋でA1橋台工事が計画されており、12月以降に発注される予定。なお、23年度は千沢橋A2橋台工事を南波建設(東吾妻町)が受注している。