サムティ名古屋支店(名古屋市中村区名駅1ノ1ノ1)は、高級賃貸マンション「サムティ名古屋市千種区内山三丁目V(仮称)」の新築を計画している。同社による富裕層向けタワーマンションの開発は、名古屋エリアでは初。年内の着工を目指し、現在は施工者の選定を進めている。
規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上20階建て延べ1万4872平方b、高さ59・9bを想定。総戸数は190戸で、部屋タイプは1LDK〜4LDKまでとなる見通し。共有施設としてパーティールームやフィットネスルームを整備する他、住民向けのコンシェルジュサービスなどの提供も検討しているという。駐車場はタワー式と機械式、平面式の併用で合計90台分を設ける見通し。
建設地は、2022年2月に閉館した「マトリックスインターナショナルホテル」跡地の、名古屋市千種区内山3ノ402他。敷地面積は1970平方b、建築面積は1056平方b。用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は敷地の南北で分かれており、桜通に面した北側が600%、南側が400%となっている。
完成は2025年内を目指す。
提供:建通新聞社