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県県土整備部は、２０２２年度末現在における「ぐんま・県土整備プラン２０２０」の主要事業に対する進捗状況を明らかにした。22年度末時点の完成事業数は累計で１２０カ所となり、目標として設定した１３９カ所を下回る結果となった。県土整備プランの主要事業は全体で２９５カ所。計画は20年度から29年度までとし、期間内に１００％の進捗を目指している。
22年度末までの目標数値として完成事業数の累計を１３９カ所、全体で47％の進捗率を設定。これに対し実績が累計１２０カ所、進捗率41％となる。単年度で見ると、52カ所の目標数値に対し40カ所となり、目標を割り込んでいる。
完成した１２０事業のうち、22年度に早期完成を達成したのは◇千石沢３土石流対策＝渋川市赤城町津久田◇県道渋川松井田線落石対策＝安中市松井田町上増田◇山崎町１地区がけ崩れ対策＝藤岡市藤岡◇糠塚沢１土石流対策＝嬬恋村田代◇国道２９２号（嬬恋工区）落石対策＝嬬恋村千俣−の５事業となっている。
一方で、用地取得の難航や関係機関との調整などを要因としたなど、やむを得ない事情で24事業が遅延。このうち◇一級河川鏑川堤防嵩上げ＝富岡市田篠〜富岡◇女塩淵沢土石流対策＝嬬恋村田代◇県道沼田赤城線（貝野瀬工区）歩道整備＝昭和村貝野瀬◇県道大間々世良田線（世良田交差点）交差点改良＝太田市世良田町◇一級河川山田川河川改修＝桐生市川内町◇入道久保沢土石流対策＝桐生市梅田町◇西久方町一丁目１地区がけ崩れ対策＝桐生市西久方町◇北中裏（Ａ）−１地区がけ崩れ対策＝桐生市西久方町−の８事業は23年９月時点で完了している。また、県道富岡神流線（宮本町通り）電線共同溝は事業休止としており、近隣で実施されている電線共同溝工事の完了を待って、改めて事業化に対して地域住民と話し合いを行うとしている。
22年度末時点における土木事務所ごとの遅延事業は次の通り。
【前橋土木】
◇県道前橋大間々桐生線（西田面工区）歩道整備＝前橋市粕川町西田面〜前皆戸
【渋川土木】
◇県道前橋伊香保線（大久保工区）歩道整備＝吉岡町大久保
【伊勢崎土木】
◇県道前橋館林線（連取町２期工区）電線共同溝＝伊勢崎市連取町
【高崎土木】
◇県道前橋箕郷線（足門町工区）歩道整備＝高崎市足門町
【安中土木】
◇県道一本木平小井戸安中線（安中工区）電線共同溝＝安中市安中
【藤岡土木】
◇大栃１−２地区がけ崩れ対策＝藤岡市坂原
◇県道藤岡本庄線（藤岡工区）電線共同溝＝藤岡市藤岡
◇県道前橋長瀞線（浄法寺工区）歩道整備＝藤岡市浄法寺
【富岡土木】
◇国道２５４号（富岡交差点）交差点改良＝富岡市富岡
◇県道富岡神流線（仲町通り）電線共同溝＝富岡市富岡
【太田土木】
◇県道鳥山竜舞線（飯塚町第二工区）電線共同溝＝太田市飯塚町〜下浜田町
【桐生土木】
◇下室ノ手四ノ沢土石流対策＝桐生市川内町
◇北中裏（Ｂ）地区がけ崩れ対策＝桐生市平井町
◇宮本町三丁目１−２地区がけ崩れ対策＝桐生市宮本町
◇県道西桐生停車場線（宮前町工区）電線共同溝＝桐生市宮前町〜末広町