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富岡市は２０２４年度〜26年度の３カ年で計画する富岡小学校（富岡１３５９）長寿命化改修工事の基本設計段階における概算工事費が約30億円であることを明らかにした。内訳は◇北校舎東棟、北校舎西棟の長寿命化改修工事費＝約19億円◇仮設校舎建設・撤去など＝約５億５０００万円◇屋内運動場の長寿命化改修工事費＝約３億５０００万円◇南校舎およびプール解体工事費＝約９７００万円◇外構工事費＝約５０００万円−。
市講堂部分を含んだ富岡小の敷地面積は２万３３６７�u。敷地内には◇北校舎東棟＝ＲＣ造４階建て、延べ床面積３１４７�u◇北校舎西棟＝ＲＣ造４階建て、延べ床面積２９６４�u◇南校舎＝ＲＣ造２階建て、延べ床面積１４３４�u◇屋内運動場＝Ｓ造平屋一部２階建て、延べ床面積２１３７�u◇プール＝構造不明、用地面積１３９２�uなど−が整備されている。
24年度は仮設校舎建設、プール解体工事、北校舎長寿命化改修工事を行い、25年度には北校舎長寿命化改修工事や屋内運動場長寿命化改修工事を実施。26年度については南校舎および仮設校舎解体工事、外構工事を計画する。工事は�T期工事〜�V期工事に分けて実施。現時点における工事スケジュールは◇�T期工事（24年７月〜12月）＝仮設校舎建設、プール解体◇�U期工事（25年１月〜26年２月）＝北校舎長寿命化改修、屋内運動場長寿命化改修◇�V期工事（26年４月〜27年２月）＝仮設校舎および南校舎解体、外構工事−。
仮設校舎は、南校舎の南側に位置するスペースに整備。延べ床面積約２５００�uの２階建て程度のプレハブ校舎を設置する。
北校舎の長寿命化改修工事は、外壁の塗装塗り替え、廊下部分を含めた校舎内全ての内装材やエアコンを更新するほか、設置されている全ての照明をＬＥＤ化する。施工数量や工事費の算出は実施設計で検討を行う。
屋内運動場の長寿命化改修工事は外壁の塗装塗り替えや木製となっている床の張り替え、エアコンの新設、屋根の断熱化に向けた工法や施工数量など詳細は実施設計で検討する。
外構工事では屋内運動場の南側にあるプールを解体した跡地で行う来客者用駐車場整備などを実施する。
基本設計は桂設計（東京都新宿区）が手掛けた。実施設計についても同社が24年３月末までの履行期限で進める。