建設新聞社
2023/11/01
【東北・福島】メフォスGに優先交渉権/福島市学校給食Cの整備・運営
福島市は、PFI(BTO)方式による新学校給食センター整備運営事業の公募型プロポーザルで、メフォスグループを優先交渉権者に選定した。提案価格は94億8770万1291円だった。
技術提案は同グループのみで、10月13日に公開ヒアリングおよび審査を行った。審査委員は植田和男日本PFI・PPP協会会長兼理事長ら7人が担当した。
メフォスグループは、メフォスを代表に、佐藤総合計画、杜設計、佐藤工業(福島市)、大丸工務店、中西製作所、三菱電機ビルソリューションズ、友愛プロサービス、福島運送、グラーティア税理士法人の10者で構成する。
新学校給食センターは、市内にある給食センター4施設のうち、建設から50年以上を経過し老朽化が著しい西部と北部の両センターを統合するとともに、単独給食実施校をセンター移行した施設として整備。建設用地は飯坂町平野扇田8地内の約1万2700平方bで、一日最大1万食を調理可能な施設を想定し、延床面積については提案事項としている。
事業スケジュールは設計・建設期間が2024年3月〜26年1月、市への施設所有権移転が同年1月末、開業準備期間を経て同年4月〜41年3月までの15年間にわたり維持管理・運営を行う。
提供:建設新聞社