建設新聞社
2023/11/01
【東北・福島】双葉町にカンファレンスホテルの新築
大和ライフネクスト(東京都港区赤坂5の1の33 竹林桂太朗代表取締役社長)は、双葉町の中野地区復興産業拠点にカンファレンスホテルの新築を計画し、10月31日に東京都江東区の同社が運営するカンファレンスホテル「Lstay&grow南砂町」で双葉町と立地協定を締結した。
同社は、分譲・賃貸マンション、ビル、ホテルなどの建物管理サービスや、宿泊施設および企業寮賃貸運営事業を主に展開している。
今回のカンファレンスホテルは、同地域における国際会議や教育機関・企業などの団体研修の受け入れや、東日本大震災・原子力災害伝承館の利用者、整備中の復興祈念公園に訪れる観光客・インバウンド客が宿泊可能なものとして整備。福島県が推進するホープツーリズムの受け皿を目指す。
建設用地は東日本大震災・原子力災害伝承館の北側隣接地で同産業拠点の4街区の約2万2500平方bを賃借。ここに400平方b超のカンファレンスを備えたホテルを建設する。基本設計者は非公表。
なお計画に当たり国の自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(製造・サービス業等立地支援事業)を活用する予定で、8次公募の採択事業者となっている。補助金交付決定後に実施設計者および施工者を選定し、早期の着工を目指す。
立地協定式では、伊澤史朗双葉町長や経済産業省の岩田和親副大臣らが参加し協定書を取り交わした。
提供:建設新聞社