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　横浜市は、８月22日に公告したＷＴＯ対象案件の「東部方面斎場（仮称）新築工事（建築工事）」が不調になったことを明らかにした。３者が応札したが、いずれも入札金額が予定価格である約95億円を20億円程度超過した。今後、応札者などにヒアリングを行い、「予定価格と入札金額が大きな差が出た理由について分析し、新たなスケジュールを検討する」（健康福祉局）としている。
　予定価格は95億０６００万円だった。応札者と入札金額を高い順から見ると、戸田・馬淵・小雀・京急ＪＶ（約１１８億円）、大成・小俣・三木ＪＶ（約１１７億円）、熊谷・風越・安藤ＪＶ（約１１４億円）で、予定価格を最大で２割程度超過した。
　東部方面斎場の規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下１階地上４階建て延べ２万２８０４平方�b。太陽光発電設備などを導入し、「ＺＥＢ　Ｏｒｉｅｎｔｅｄ」の性能を持つ建築物を目指す。
　市内で５カ所目の斎場となり、２０２６年10月の供用開始を予定していた。
　所在地は鶴見区大黒町18ノ18。
　基本・実施設計は石本建築事務所（横浜市中区）が担当した。

提供：建通新聞社