建通新聞社
2023/10/30
【大阪】四條畷・泉大津警察署の空調改修を24年度
大阪府警は、耐用年数を超え、故障や修繕できない空調設備の改修を進めている。四條畷警察署と泉大津警察署の空調設備改修工事を2024年度に実施する予定だ。現在、24年3月15日までの納期でそれぞれ設計を進めている。
四條畷警察署(大東市深野3ノ28ノ1)の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ3133・05平方b。空調用吸収式冷温水機2基と冷却塔1基、冷却水ポンプ2台、冷温水ポンプ2台、膨張水槽1基を更新する。
設計業務は創英設計(大阪市中央区)が担当。
泉大津警察署(泉大津市田中町2ノ12)では、空調用吸収式冷温水機1基の他、冷却塔1基、冷却水ポンプ3台、冷温水ポンプ3台、膨張水槽1基を更新する。規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2727・17平方b。
設計業務はトリ設備計画(大阪市中央区)が担当。
23年度はこの他、西成警察署と茨木警察署の2施設で改修工事を実施し、港警察署、西淀川警察署、淀川警察署、松原警察署の4施設で実施設計を行う。いずれの工事・業務も発注済み。実施設計中の4施設についても、改修工事を24年度以降に行う予定だ。
府警では、全ての警察署を対象に、耐用年数に合わせて劣化度を確認しながら空調設備の改修を実施するとしている。