大仙市子ども支援課は、神岡中央公園内に新設を予定している屋内遊び場施設に関し、基本計画案を早ければ3月議会に提示。基本計画は、基本コンセプトや導入する施設機能・規模などを設定するほか、PFI方式と従来方式について比較するもので、策定業務を大日本ダイヤコンサルタントで進めている。6年度のスケジュールはPFI方式と従来方式のどちらを採用するかにより流動的。
同事業は、子育て中の保護者などからの要望を受けて検討、計画された。3年度に庁内プロジェクト「子育て支援整備等検討会議」で整備内容を検討し、屋内遊び場施設の新設方針を固めた。
4年度は利用者を想定したうえで、整備地や施設内に必要な設備を検討。交通の利便性や駐車場確保といった要件から、神岡中央公園(神宮寺字中瀬古川敷)を整備予定地とした。
同公園は屋内多目的施設の嶽ドームやテニスコート、大仙市神岡B&G海洋センター(プール)などを備えた複合型の公園。駐車場は嶽ドーム前に75台、B&G海洋センター前に20台あるほか、付近にある施設の駐車場も含めると、十分な駐車スペースを確保できると見込まれている。
今年度は基本計画策定業務を大日本ダイヤコンサルタントに委託。基本計画案を3月議会で示す見込みで。順調に進めば年度内に計画策定となる。6年度のスケジュールはPFI方式と従来方式どちらかの採用により流動的で、PFI方式を採用した場合は同年度に導入可能性調査を実施。従来方式の場合は基本・実施設計に着手する。委託費は当初予算または6月補正予算への計上を想定する。
提供/秋田建設工業新聞社