建設新聞社
2023/10/26
【東北・福島】福岡ソノリクが富岡町に青果物物流施設新築
福岡ソノリク(佐賀県鳥栖市姫方町1660 園田壽俊代表取締役社長)は、富岡町の富岡産業団地に青果物物流施設の新築を計画し、2024年5月の着工を目指している。
同社は青果物流専門会社として西日本を中心に物流ネットワークを展開。今回の計画は、東日本への事業拡大を目的に福島を中心とした東日本の青果物保管施設、および関東の消費地へ輸送を行う物流ハブ拠点として物流施設を整備するもの。さらに物流業界の2024年問題への対応策として物流網の再構築・最適化も図る。
計画用地は、富岡町上郡山関名古144の50地内で富岡産業団地の一角に当たる約2万5000平方b。
物流施設は、S造2階建て、延べ1万0320平方b規模とし、保管用冷蔵庫13室を備える。基本設計者は非公表で、今後、実施設計者および施工者を選定する。完成は25年3月末を目指す。
計画に当たり国の自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(製造・サービス業等立地支援事業)を活用する予定で、8次公募の採択事業者となっている。
なお、建設用地隣接地では同社子会社の彩喜(埼玉県川口市 園田壽俊代表取締役社長)が野菜加工施設の整備を進めている。
提供:建設新聞社