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　ネクスコ東日本新潟支社は２４日、新潟市中央区のアートホテル新潟駅前で主要工事の見通し等説明会を開いた。
　入札契約方式および今後予定している新潟支社管内の土木工事、施設工事の発注見通しと主な工事の概要について取引先を対象に開催しているもの。説明会の様子はＺｏｏｍによる同時配信も行われた。
　各個別工事説明では道路事業部から建設課、構造技術課、保全課、施設課が２０２３年度に発表した発注見通しの中から、入札公告済みや今後公告が予定される工事８件の概要や工事工程案などを説明した。
　このうち、群馬県利根郡みなかみ町（水上ＩＣ）―新潟県湯沢町（湯沢ＩＣ）で計画される「関越自動車道　神立橋床版取替工事」は、神立橋（本線橋）の床版取替え（鋼桁部）とプレテン床版桁による架替え（中空床版部）を行う。対象は上り線の鋼２径間連続鈑桁Ｌ＝９４・５メートル（Ｐ１―Ｐ３）とＲＣ３径間連続中空床版でＬ＝５０メートル（Ｐ３―Ａ２）。また、土樽ＰＡ内に設置される維持管理用の連絡橋「万太郎沢橋」（橋長約５５メートル、有効幅員６・４メートル）架替えを行う。上部工は鋼単純鈑桁（３連）の既設上部工撤去後にＰＣ３径間連結床版桁に架け替ける。橋脚は既設橋脚撤去後に２基新設、橋台は既設橋台２基補修後に再利用する。概要は詳細設計一式、床版取替約１０００平方メートル、桁取替約１０００平方メートル。週休２日推進工事とし、神立橋は冬季休止期間や工事規制・抑制期間を設ける。２４年度第１四半期に公告、第２四半期の入札を予定。工期は約４５カ月間。
　また、富山県朝日町月山（朝日ＩＣ）―新潟県糸魚川市上刈（糸魚川ＩＣ）「北陸自動車道　市振トンネル照明設備更新工事」は、トンネル照明灯具更新約４０００灯、ケーブルラック更新約３万４０００メートル、避難誘導標識更新約２５０灯を見込む。週休２日推進工事とし、冬季休止期間や工事規制・抑制期間を設ける。第４四半期に公告し、２４年第２四半期の入札を予定する。工期は約４５カ月間を見込む。
　ともに工事発注規模はＷＴＯ基準額（２２億８０００万円）以上５０億円未満。
　そのほか、技術部技術管理課がネクスコ東日本における工事の入札契約方式や見積活用方式、継続契約方式の内容などについて、道路事業部が新潟支社の事業概要や磐越自動車道付加車線（４車線化）事業などについて説明した。