倉吉市は同市横田で2026年度の開所を目指す統合保育園について、施設整備のイメージ案を示した。県道側に駐車場を設けるなどの3案で、関係者の意向を踏まえ、基本設計着手を目指す。
20日の市議会定例議員懇談会で報告した。
予定地は県道34号倉吉赤碕中山線沿い、JA鳥取中央久米支所から約200b西に位置する農地約1万3000平方b。定員100人程度を見込む。
3案いずれも、用地全体または園舎などの必要な部分をI型擁壁で地上げすることは共通。その上で、2案はともに県道側に駐車場を設け、市道を一部拡幅し、県道からの進入路とする案と、拡幅せず、既存道路から進入する案に分けた。残る案は、南側に駐車場を設けるパターン。
統合園整備について市は、23年度一般会計当初予算で基本設計の業務委託料905万5000円を確保したが、関係地域の住民理解が不十分なため、説明を続けている状況。11月中旬をめどに意見集約するという。
日刊建設工業新聞