お知らせ
地方ニュース
滋賀産業新聞
2023/10/25
【滋賀】県長浜土木 板名古川の砂防堰堤改築
県長浜土木事務所は、米原市下板並地先の板名古川において計画する老朽・損傷した砂防堰堤1基の改築事業は、改築範囲が拡大されたため21年度委託した修正設計を完了し用地測量1件を21～22年度で完了後、22年度委託した追加測量1件を23年度10月末まで期間延長しながら、用地協力に係る協議を進めている。用地協力が順調にいけば、当初計画より約3年遅れの24年度中にも初弾として工事用道路の整備を発注・着工し、コンクリートの増し打ちで行う予定の堰堤改築工事の主堤部分を25年度にも発注・着工、26年度には副堤部分を発注・施工し、約3ヵ年で施工を完了したい考えだ。
当初21年度の発注・着工を計画していた老朽・損傷した砂防堰堤1基の改築整備を行うのは、河川「板名古川」にて米原市下板並地先に61年頃築造されたコンクリート造の砂防堰堤1基。規模は延長約50数㍍、堤高6・4㍍以上で経年により劣化し土砂・流木などで損傷している箇所があり、下流の安全確保のため改築を行うことを決定。改築規模は現堰堤と高さは同程度で延長はそれ以上を計画。
既存堰堤の整備年度が古く基礎資料が乏しいため、20年度に機械ボーリング調査（5本・61㍍）、標準貫入試験（28回）、土質調査等、詳細設計に必要な基礎情報を収集・分析するためのコンサル業務をサンセイ（大津市）に委託し完了。
基礎調査の結果を反映させる詳細設計は20年度日本インシーク（滋賀営業所・栗東市、本社・大阪市中央区）に委託し、残っている既存部分を一部流用し、コンクリートの増し打ち（腹付）を行う工法で設計を行ったが、当初より施工範囲が拡大されることが決定したため、21年度修正設計を委託し完了。用地の追加取得に伴う測量業務2件のうち1件を21年度ジオ・クリニック（長浜市）に委託し22年度完了済。もう1件の測量業務（22年11月2日開札）をアルファコンサルティング（長浜市）に3月17日までの期間で委託したが、10月末完了をメドに業務を延長中。
用地の追加取得や予算措置等が順調にいけば初弾は道路工事を24年度発注し、堰堤の主堤部分を先行し改築工事を25年度、副堤部分を26年度発・施工したい考え。実工期は3ヵ年程を見込んでおり、早ければ26年度の完了となる見通し。
提供：滋賀産業新聞
当初21年度の発注・着工を計画していた老朽・損傷した砂防堰堤1基の改築整備を行うのは、河川「板名古川」にて米原市下板並地先に61年頃築造されたコンクリート造の砂防堰堤1基。規模は延長約50数㍍、堤高6・4㍍以上で経年により劣化し土砂・流木などで損傷している箇所があり、下流の安全確保のため改築を行うことを決定。改築規模は現堰堤と高さは同程度で延長はそれ以上を計画。
既存堰堤の整備年度が古く基礎資料が乏しいため、20年度に機械ボーリング調査（5本・61㍍）、標準貫入試験（28回）、土質調査等、詳細設計に必要な基礎情報を収集・分析するためのコンサル業務をサンセイ（大津市）に委託し完了。
基礎調査の結果を反映させる詳細設計は20年度日本インシーク（滋賀営業所・栗東市、本社・大阪市中央区）に委託し、残っている既存部分を一部流用し、コンクリートの増し打ち（腹付）を行う工法で設計を行ったが、当初より施工範囲が拡大されることが決定したため、21年度修正設計を委託し完了。用地の追加取得に伴う測量業務2件のうち1件を21年度ジオ・クリニック（長浜市）に委託し22年度完了済。もう1件の測量業務（22年11月2日開札）をアルファコンサルティング（長浜市）に3月17日までの期間で委託したが、10月末完了をメドに業務を延長中。
用地の追加取得や予算措置等が順調にいけば初弾は道路工事を24年度発注し、堰堤の主堤部分を先行し改築工事を25年度、副堤部分を26年度発・施工したい考え。実工期は3ヵ年程を見込んでおり、早ければ26年度の完了となる見通し。
提供：滋賀産業新聞
