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藤岡市は２０２４〜26年度の３カ年実施計画をまとめた。主な事業は期間内に約20億円を投じる新火葬場建設事業など。新規事業は、毛野国白石丘陵公園整備（第３期）事業や２公園を対象とする公園施設長寿命化計画策定事業などを掲げている。投資的事業における３カ年の合計事業費は、１７７億９１２１万８０００円と算定している。
新火葬場は中栗須１４５−２ほかの敷地３２３３�uに建設。ＲＣ造一部Ｓ造平屋、延べ床面積は車寄せに設置する庇部分含め約１５５５�uを想定している。火葬炉は４基設置。実施設計は桂設計（東京都新宿区）に委託している。建設工事と工事監理は24〜25年度の２カ年で行う。
このほか、24年度は既存火葬場の解体設計や用地買収に取り掛かる。事業費は10億８０１万９０００円。25年度は24年度に引き続き行う建設工事と工事監理のほか、既存火葬場の解体工事を計画する。事業費は９億１７６万円。26年度については、既存火葬場跡地で行う外構工事に事業費８８２５万３０００円を位置付けている。
毛野国白石丘陵公園整備（第３期）事業は、藤岡歴史館南側の約５・５ha区域を対象に行う。24年度は事業費３７０万円で、１９９５年度に策定した基本計画を改定する。25年度は用地測量を実施、事業費は５５０万円。26年度については事業費２６９０万円で実施設計、補償調査、不動産鑑定を行う。
公園施設長寿命化計画策定事業は、庚申山総合公園（藤岡２６２３−１）と藤岡総合運動公園（三本木５３０）の２施設を対象に計画を策定する。25〜34年度までの10カ年計画を策定する予定。事業費は明らかにしていない。
内水浸水リスクマネジメント推進事業は、内水氾濫による浸水被害が発生するリスクが増大していることから、浸水シュミレーションなどにより内水浸水想定区域図の策定などを行うもの。事業費は明らかにしていない。
このほかの主要事業は次の通り。
【中央浄水場遠方監視装置更新事業】
老朽化した監視装置を更新する。24年度は中央浄水場内にあるテレメータ（親局）の他、データサーバー盤、ＬＣＤ監視装置、場内用コントローラ盤の更新に向けた詳細設計を計画。事業費は１０６２万４０００円を位置付けている。工事は25〜26年度の２カ年で行う。事業費は25年度が１億１６０５万円で、26年度は１億１２８６万円となっている。
【小中学校体育館改修事業】
災害時の避難場所としての機能を備えた施設とするため行う。◇24年度＝設計（北中）、工事（平井小）、１億１６６８万８０００円◇25年度＝設計（西中）、工事（北中）、４６８８万４０００円◇26年度＝設計（東中）、工事（西中）、４０２６万７０００円−−。
【藤岡市民ホール解体・跡地整備事業】
解体後は駐車場として整備する。25年度に事業費６５３万４０００円で解体設計を行う。解体工事と駐車場整備工事は26年度に事業費７７００万円実施する。
【小林農地耕作条件改善事業】
事業場所は主要地方道藤岡本庄線と市道１１７号線（駅東大通り）の小林西交差点北東側８・６ha区域。延長１１００ｍの道路工や延長１５００ｍの水路工、０・６haの畦畔除去を行う。24年度に事業費４４００万円で調査設計、用地測量、用地取得、文化財調査を行い、25年度は道路工事、水路工事、文化財調査を実施、事業費は９１９０万円。26年度については事業費１８６０万円で、補完工事を行う。