北陸地方整備局は23日付で、富山市西田地方町2−9−1「富山地家裁仮庁舎(23)新築工事」をWTO(政府調達協定対象)の一般競争入札で公告した。申請書を11月20日から22日まで受け付け、2024年2月26日に開札する。
主な参加資格は、建築工事の経営事項評価点数が1200点以上で、08年度以降に元請けとして完成した工事で▽庁舎、事務所または類似施設▽軽量S造、S造、RC造、SRC造▽2階以上▽延床面積1000平方メートル以上−の要件を満たす新築工事または増築工事の施工実績があること。
工事概要は仮庁舎(軽量S造2階建て延べ1422平方メートル)新築1棟、既存事務棟(RC造4階建て延べ2987・29平方メートル)の改修一式、既存施設の取り壊し一式、歩道の切り下げ改修一式。工期は25年9月19日まで。発注規模は6億8000万円以上15億円未満に設定している。設計は梓設計が担当。「建設現場の遠隔臨場」の対象で、BIM活用に係るEIRを適用する工事。
評価項目と配点については「構造体の品質確保に関する工夫」が24点、「工事現場や周辺環境への配慮に関する工夫」が36点。