東日本高速道路東北支社は20日、秋田自動車道山内PA〜横手IC間の4車線化の初弾工事として土渕工事を公告した。開札は6年3月22日。申請書は来月6日まで受け付ける。工期は1,800日間の予定。工事の総延長は、横手市山内筏〜大沢までの上り線5,920m。このうち道路延長は4,225mで、土渕トンネル新設(L801m)や5橋梁の仮桟橋、下部工なども行う。
全体計画は、暫定2車線(片側1車線)となっている山内PA(横手市山内筏)〜横手IC(横手市柳田)の延長約7,700mで、トンネルインバート設置工事に伴う迂回路として4車線化するもの。区間内には現行路線と同様、橋梁8橋(力石橋・横手川橋・相野々橋・岩瀬橋・土渕橋・中里橋・新町橋・柳田橋)やトンネル3基(土渕・大沢・横手)も新設する。総事業費は約350億円。
8橋梁のうち、今回の工事では力石橋(L70m、W10.31m)、横手川橋(L158m、W10.26m)、相野々橋(L345m、W10.26m)、岩瀬橋(L169m、W10.26m)、土渕橋(L152m、W10.26m)の5橋梁で下部工、仮桟橋などに着工する。
提供:秋田建設工業新聞社