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　なんば駅周辺のまちづくりを進めている大阪市は、なんば駅前の広場部分「なんば広場（仮称）」を11月23日に先行オープンする。大阪南の玄関口として上質な空間とするとともに、多様な活動の舞台となる空間を創出する。
　なんば広場（仮称）の広さは約６０００平方�b。舗装は御堂筋と連続性を持った上質感のある舗装（擬石平板）を使用している。広場西側にベンチ、各所に周辺環境を考慮した照明灯を配置。植栽は、既存のクスノキに加え、サクラとケヤキを新たに植えた。
　また、先行オープンに伴い、大阪市と地元団体は連携して広場を管理運営する社会実験を行う。実施主体が決めた運営ルールに沿って、広場の維持管理や利活用、滞在環境の創出などに取り組む。
　実施主体は、南海電気鉄道、��島屋、戎橋筋商店街振興組合、なんさん通り商店会、丸井で構成するなんば広場マネジメント法人設立準備委員会。
　同事業は２０２５年大阪・関西万博に関連するインフラ整備事業の一つで、24年度末までに、なんば広場（仮称）〜なんさん通り（南北区間）の整備を完了させる予定だ。また、なんさん通り（東西区間）においても空間再編の事業化を検討している。