ISOタンクコンテナを用いた国際物流業の日本コンセプト(東京都千代田区内幸町2−2−2 松元孝義代表取締役社長)が、新潟市北区の濁川土地区画整理事業地内で計画の新潟支店新築工事は、設計・施工ともに本間組が受注し、このほど着工した。
計画によると、事務所棟や洗浄棟などS造2階建て延べ1673・24平方メートルおよびテント倉庫骨組膜構造平屋建て延べ1075・80平方メートルを整備する。2024年3月末の完成を目指す。
同社は22年に取得した濁川土地区画整理事業地内の土地1万6555・05平方メートル(約5000坪)および隣接する土地約1万1559・57平方メートル(約3500坪)を追加で購入。追加取得した用地についてはケミカルタンクに関わる業務を行うスペースとして活用するもよう。国道7号新新バイパス濁川インターチェンジに近接し、新潟港へのアクセスに優れている濁川地内に拠点機能を設け、さらなる業務拡大を図る。
これまでケミカルタンクに係わる業務は新潟出張所(新潟市東区船江町)で行ってきたが、新潟支店(仮称)を建設し、新たに保管や加温等の附帯サービスも加え、業務処理能力を大幅に増強するとともに、国際港である新潟港をベースとして利用して顧客の輸出入ニーズに対応する。
日本コンセプトは化学品専用タンクコンテナを活用した化学品をはじめとする各種液体のワールドワイドロジスティクス、高圧ガス専用タンクコンテナを活用したフロンガスをはじめとする各種ガスの保管回収および精製または分解、残留貨物や洗浄時に発生する排水の適正な処分、各種タンクコンテナのリース・メンテナンス・法定検査などを行っている。