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　白山市は、今年度における公共工事発注計画（１０月更新分）を発表した。一般競争入札では「あおぞら新クラブ建設工事」が追加されており、４分割での発注を予定している。
　こども子育て課所管分の「あおぞら新クラブ建設工事」（知気寺町地内）は、建築や機械設備、電気設備、外構に分けられ、いずれも第３四半期に発注される見通しだ。工期は１８０日間を見込んでいる。
　計画によると、広陽小学校グラウンド西側の既存クラブ南側で整備する。建設規模はＷ造２階建て延べ４０５平方メートル。内部に学童保育室や静養室、トイレなどを備える。定員は２クラブで計１４０人。実施設計は多田建築設計室（白山市）が担当。９月補正予算に２億３９００万円を計上している。
　「親子ショートステイ施設新設工事」（殿町地内）も第３四半期に発注される。地域子育て支援拠点施設を改修するもので、建設規模はＲＣ造平屋建て約１７０平方メートル。宿泊室２室や浴室、トイレ、キッチン、共有スペースなどを配する。工期は１２０日間。
　現在、松任小学校敷地内で整備が進む「松任トマト・ポテトクラブ改築工事」（末広１丁目地内）については、残る外構工事を第３四半期に発注する。工期は９０日間となっている。実施設計は土倉建築事務所（金沢市）が担当。
　このほか、農業振興課所管分の「広瀬町災害復旧工事」は、第３四半期に発注される見通しだ。斜面崩落に伴う農地被災について、流入した土砂の撤去工事に取り組む。工期は１２０日間を見込む。