江南市は、多世代交流プラザ(仮称)建設の設計を丹羽英二建築事務所(名古屋市中区)に委託した。履行期間は2024年12月13日まで。老朽化した老人福祉センター(中央コミュニティ・センター)を解体し、跡地に同プラザを建設する。業務には新施設建設と現施設解体の設計が含まれる。
解体は24年5月、新施設建設は25年1月ごろの着工を目指す。施設の供用開始は25年度末となる見込みだ。
多世代交流プラザは、老人福祉センターに既存の交通児童遊園と古知野児童館、藤ケ丘児童館を統合し、多世代等交流施設とする計画。
建物には、社会参加や社会福祉、地域活動、子育て、国際交流を支援する機能を持たせる。構造は未定で、規模は3階建て延べ2700平方b程度と、既存4施設の合計から約1000平方b分を縮減する。
老人福祉センター以外の3施設について、複合化後の活用方法(解体も含む)は決まっていない。
既存4施設の規模などは次の通り。
▽老人福祉センター−1975年度完成。所在地は古知野町宮裏121。敷地面積は4234平方b。施設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2197平方b
▽交通児童遊園−80年度完成。所在地は木賀町大門19。敷地面積は8925平方b。施設規模は鉄骨造2階建て延べ633平方b
▽古知野児童館−99年度完成。所在地は古知野町小金87。敷地面積は952平方b。施設規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ497平方b
▽藤ケ丘児童館−2000年度完成。所在地は藤ケ丘6ノ1ノ1。敷地面積は629平方b。施設規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ419平方b
提供:建通新聞社