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建設新聞社
2023/10/18

【東北・秋田】秋田市が佐竹史料館改築を再公告

 秋田市は、建築工事の入札者がなく不調になっていた佐竹史料館の改築について、4件分離で再公告した。
 建築「他工第33号」の参加要件は変更がなく、建築一式工事A級3ないし4社によるJVで、代表企業は当該工種の総合点数が850点以上であること。
 電気工事「他工第34号」と機械工事「他工第35号」は、それぞれ電気と管のA級2ないし3社によるJVに変更した。
 展示工事「他工第36号」は前回と同様に2ないし3社によるJV結成を求めており、代表者は内装仕上工事の登録業者で、国または地方公共団体が発注した博物館法に規定する登録博物館または博物館相当施設における展示面積700平方b以上の新築または改築に伴う展示製作業務または展示工事(改修を含む)の実績があることなど。構成員は内装仕上工事A級。
 見積価格や工事単価などの上昇、技術者・作業員不足に対応するための仮設工事や土工事などの見直しに対応するため、9月補正予算で継続費を増額、工事期間も延長しており、予定価格は建築11億6700万円、電気2億9410万円、機械3億9300万円、展示4億9100万円に改めた。
 総合評価の技術評価点は4件とも15点で、23日まで参加申込書を受け付け、11月8日9時30分から開札する。
 新施設はRC造3階建て、延べ2607・94平方bで、収蔵庫、常設展示室、エントランスホール、資料室、講堂、事務室、ショップなどで構成する。
 実施設計は小野建築研究所が担当した。工期は建築、電気、機械が2025年5月30日まで、展示は同年7月15日まで。開館は同年10月の予定。

 提供:建設新聞社