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　秋田大学は、手形団地構内にある理工学部５号館を改修する。建築と設備の実施設計を19日、簡易公募型プロポーザル方式（拡大型）で公告し、約４カ月の履行期限でまとめる。改修工事は６年度に発注し、同年度内の完了、７年度からの供用を見込んでいる。
　計画は、施設の老朽化が進んでいることから、インフラ長寿命化計画に基づき全体の内外部改修を行うもの。建築では外壁、内壁、床、天井の改修を行うほか、部分的な内壁の取り壊しも予定している。設備では、電気設備（照明ＬＥＤ化など）と給排水設備の改修を実施する。

　同大学の理工学部では、20年前に１号館を改修。その後は、令和２年度に１号館の空調機器更新、５号館の屋上防水を行って３年度に２号館を改修している。

　今年度に設計を行う５号館は、平成５年に建設された鉄筋コンクリート造５階建て、延べ床面積2,350�uの施設で、手形団地敷地内の保健管理センター北側にある。数理科学コース・人間情報工学コースの授業で利用されている。

提供：秋田建設工業新聞社