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　　岡山市は、北区富吉の岡山北斎場隣接地に整備する新教育研究研修センターの基本・実施設計の最適提案者に山陽設計（岡山市中区）を特定した。今後、契約手続きに入る。公募型簡易プロポーザルで選定を進めていたもので、提案上限額は１億０２３９万９０００円（税込）。
　２０２３〜24年度に設計を進め、25年度早々にも工事入札手続きに入る。11月議会での承認を経て、26年の年明け早々に着工する。26年度末の供用開始を目指している。
　想定規模は鉄骨造３階建て延べ３３２８平方�b以内。研修エリア、情報教育推進エリア、研究エリアなどからなるデジタル技術などを学べる先進的な施設として、岡山市に集積している大学とも連携できる施設とする。
　現在の教育研究研修センターは、東区向州の西大寺公民館内にあり、共有部分を除く面積が約８００平方�bと手狭な状況。大規模な研修は他の会場で行う必要が生じるなど、以前から整備を望む声が上がっていた。

「提供:建通新聞社」