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　野々市市は２７日、堀内１丁目外地内「野々市中央公園拡張整備事業　事業認可図書作成業務」を開札する。
　全体計画によると、下林３丁目にある中央公園西側での拡張区域において、新たな屋内スポーツ施設や人工芝のサッカー場、陸上競技場、多目的広場、公園施設、駐車場などの整備を構想する。今回の委託内容は、２０２４年度の事業認可に向けた図書作成業務一式。委託期間は２４年３月２７日まで。予定価格は５９２万円。
　ＰＦＩ事業を想定し、すべての施設整備を一括で行わず、段階的に進めていく方針だ。防災機能や市民ニーズなどを考慮し、屋内スポーツ施設を優先的に整備する。施設規模は約７７００平方メートル（現市民体育館は３５００平方メートル）。多目的広場についても、平時・災害時における利活用面で優先整備の方針としている。概算事業費の試算は約１０８億円。来年度から用地取得を進め、２０２６年ごろに事業者を公募する見通しだ。
　一方、屋外スポーツゾーンについては、民間の提案を重視。サッカーコートや陸上トラック、テニスコートなどを検討していく格好だ。立体駐車場やバーベキュースペース、屋内遊戯施設などは優先的な整備はしないとしながらも、民間事業者の創意工夫などがあれば整備は可能と判断している。
　基本計画策定業務は、ＮｉＸ　ＪＡＰＡＮが担当している。